ルイヴィトンの小銭入れ
うちのかは男性の事務職員も多いので、内心はみんな大笑いしたい気分だったと思いますよ。
なので、どうも前から先輩としては気に入らなかったらしんですよね。
すいません、おつりがないんで、もういいです、20円位だしってね。
小銭入れ事件と言っても、実際のところ、何の関係もなかったんですけどね。
ではここで、本日うちの会社のシステム部のオフィスで起こったルイヴィトンの小銭入れ事件をお伝えしましょう。
裕福な家の子らしく、入社して来た時から、小銭入れだけでなく、服やバックもブランド品で身を固めていたのは事実です。
まあ、先輩が腹いせに彼女の持っていた高級ブランド品の小銭入れにいちゃもんを付けたという感じです。
それを知った先輩はすぐに百円玉を渡したのですが、小銭入れを覗いた彼女がこう言ったんですよね。
先輩に頼まれて彼女が買ってきたお弁当は520円位だったと思うのですが、先輩が最初に彼女に渡したのは500円、要するに足りない分を立て替えて貰った訳です。
ね、ルイヴィトンの小銭入れとは本当はまるで無関係な事件でしょう。
事の発端は、その先輩OLさんに頼まれて、コンビニへお弁当を買いに行ったんですけどね、預かったお金が少し足りなかったみたいなんですよ。