折り紙の小物入れ
ですから、子供の遊びのように思われやすい折り紙ではありますが、小物入れになってくるとその方の持つセンスが現れてくるのだそうです。
小物入れを折り紙で作ると言うのは実用性を求めると言うよりも、作る過程の楽しさに意味があると言えるかもしれません。
このような理由が出てきますから、折り紙の小物入れは、折り紙選びのセンスや色の組み合わせ方、柄の合わせ方が重要になってくるのです。
折り紙の小物入れはパーツをせっせと折りながら作り上げ、組み立てていく方法と、一枚の大きな折り紙を折って作るほう方法があります。
そのために、いざ作ってみようと考えたときに、折り紙を色々と組み合わせて、美しく見えるものを探す楽しみもあるのが小物入れです。
このように自分の色彩センス、造形センスなどを刺激してくれるので、非常に頭の体操にもなっているのが折り紙の小物入れです。
また、「前回はこういう小物入れを作ってみたから、違う折り方で作ってみたい」という意欲がわく方も多いと言います。
折り紙の色の具合や柄だけではなく、紙の厚さやテクスチャーにも気を配っていくとなかなか奥が深いものになるのは小物入れです。
小物入れを折り紙で作る場合には、案外と1回作っただけでは満足が出来なくなっていき、あのときこうすればよかったということを生かし、また作るそうです。
子供と一緒に小物入れを折り紙で作っていくうちに、もっと自分なりに作ってみたくなってしまったということもあるようなのです。