グッチのトートバッグ
どうしてかといえば、本来、グッチを愛用する「階級」にある方々は、トートバッグに入れて持ち運ぶようなものはお付きの者が持つからです。
トートバッグはグッチの手にかかれば、やはりカジュアルなデザインに変えていき、価格も下げてあっても、やはり高級感があります。
おまけに高級ブランドであるグッチも「エコバッグ」というイメージで作ったトートバッグを登場させているのですから、時代も変わったのです。
もともとグッチは「大人が持つ」な高価で高級なイメージでしたが、今は若い世代が持っても違和感のないトートバッグを作っているのです。
トートバッグそのものは、本来であれば、グッチの「顧客」になるような階級の方々にはあまり必要なものではないでしょう。
大きさも多彩になっているグッチのトートバッグは、シチュエーションで使い分けていきたいほど、デザインも多彩なのです。
無造作に物を詰め込むため、というよりも、仕事で使用するための資料を入れたり、1泊2日の旅行での必需品を入れるトートバッグにふさわしくなります。
実際にグッチのデザイナーの入れ替わりは非常に激しくなっていますので、若返りを図ってトートバッグもカジュアルなものにしているのでしょう。
考え方を変えていけば、グッチのような高級ブランドまでをも、デザインし、発表するという時代を作ったと言えるのがトートバッグです。
しかしながらやはりグッチのトートバッグを持つというのであれば、それなりにセンスも必要になってきますし、自分に合う大きさを見定める必要もあります。