スーツ生地メーカー

それから、世界各地の織物工場と提携し、それを取り寄せて自社製品として下ろしているメーカー。

スーツ生地のメーカーは、大きく分けて3つ、自社で織物工場を持ち、日々一生懸命生地を織っている会社。

しかも、ライセンス料が加算されていますから、お世辞にもお手頃価格とは言えないのにもかかわらず、ついつい私たちは、そのブランド名に納得させられちゃうんですねぇ。

そこで、その目安となるのがメーカー名の書かれたブランドタグ。スーツ生地選びは生地ブランド選びだとも言われる位重要視するべき部分です。

ミルと呼ばれるこの手のスーツ生地メーカーの製品は、どうしても種類が限られて来てしまうというデメリットを持ち合わせているんですね。

加えて、熟練の技で高品質の素材に仕上げる自信も持っているのですが、何せ多くの種類を作ろうと思えば、それなりの工場規模や職人さんが必要になりますからね。

スーツ生地は織物ですから、昔はどのメーカーも手織りが主流でした。

むしろ、自社でスーツ生地を織っているメーカーの方が余計なマージンが掛からない分、安いという事も大いに考えられるのです。

ところがところが、そういう大規模な工場が老舗のスーツ生地ブランドのライセンスを購入し、高級素材として世に生地を送り出している事もあるので要注意。