スーツ生地のブランド

なんだかスーツ生地のブランドって、長ったらしくて言いにくいし、覚えにくいのは否めそうにありませんね。

それにもう一つ、日本の着物の生地に丹後縮緬などと呼ばれるブランドがあるように、スーツ生地にも「リード＆テイラー」や「ドーメル 」などというブランドがあるのです。

他にも「エルメネジルド・ゼニア」や「ヴィタール・バルベリス・カノニコ」、あるいは「ホーランド＆シェリー」などなど。

どんな高級な代物でも、既製品である以上、恐らくスーツ生地のブランドそのものを選ぶ機会は殆どないかとは思われます。

逆に言えば、ノンブランドの安価なスーツでも理屈は同じだという事になりますよね。

まあ少々面倒なようにも思えるかも知れませんが、本当に自分にフィットするスーツを作るためには、ここが非常に重要な部分。

それを踏まえ、一度スーツ生地のブランドについて、関連のブログやサイトで調べてみられると面白いのではないでしょうか。

そして、アパレルブランドに拘るのと同じ位、生地には拘っていただきたいものだとも。

ただし、既製品のスーツにおいては、アパレルブランドを選び、それから求める素材のスーツ生地を選ぶという事になって来るでしょう。

特にオーダーメイドスーツにおいては、ブランド選びイコール、生地のブランド選びだと思っておかれるといいでしょう。

だって、よくよく考えてみて下さいよ、どんな高級ブランドのどんな高級スーツだって、スーツ生地がなければ作れないんですよ。スーツ生地を知る事はスーツの達人になる事であるなんていう人がいますけどね、私自身、全くもってその通りだと思いますね