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LLBeanのトートバッグ

トートバッグを「もっと身近で便利で頑丈なので、多少乱暴に扱ってもいい」と言うイメージを作ったのは、アウトドアブランド「LLBean(エル・エル・ビーン)」です。

当時のアメリカ人が求めたのはかしこまったバッグでも、完璧にアウトドア向けのバッグでもなく、LLBeanが開発したといってもいいトートバッグのようです。

ところが「チープシック」というファッションの流れで、安価でデザインも優れているアウトドアグッズも選ばれ、LLBeanのトートバッグも選ばれ始めました。

もともと寒冷地などにも耐えうるブーツを作ったことがブランドの始まりであったLLBeanですから、アウトドアに必要なものを詰め込めるトートバッグも作りました。

しかしながら女性の社会進出、アウトドアブーム、森ガールなどの影響もあり、質実剛健なLLBeanのトートバッグも実用性はそのままでも変化があります。

質実剛健で、堅牢な作りは変わりがないのですが、華やかなプリントなどをあしらい、「可愛い」ファッションで持ち歩いても違和感がないトートバッグなのです。

1944年からLLBeanはトートバッグを売り出していますが、この製品が新聞記事で取り上げられたときには、1万9千件の問い合わせが殺到したそうです。

トートバッグについてのサイトやブログ、掲示板を使って情報を集めていき、LLBeanのトートバッグのデザインの多様性についても調べてみましょう。

いうなれば「維持したい部分」はしっかりとそのままデザインに残し、そこに新しい要素をプラスし、人気を維持しているのがLLBeanのトートバッグです。

新しくて古いトートバッグのブランドと言う意味もあり、基本的には使う方の性別や年齢も考えず、好みのデザインが似合うように出来あがっている利点もあります。